インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023)

SMGO
Indianajones

ようやくインディ・ジョーンズシリーズ最新作にして最後の作品「運命のダイヤル」を観た。

やっと辿り着いた笑。

ちなみに、前に観た「レイダース/失われたアーク<聖櫃>」、「クリスタル・スカルの王国」、「最後の聖戦」の感想はこちら。

あ、いつもどおり、ネタバレ全開なので、ご注意。

15年ぶり、シリーズ最後の新作

「運命のダイヤル」はシリーズ第5作目。前作「クリスタル・スカルの王国」が2008年だから、実に15年ぶり。

ハリソン・フォードは前作の撮影時が65歳くらい。この時もなかなかの渋爺だったとはいえ、65歳には見えなかった。

それからさらに15年。さすがにおじいちゃん感はあるけど、80歳よ、80歳。80歳でこれだけ動けるのは、やっぱりインディなのよ。

冒頭の若きインディと、現在のインディ

冒頭は過去のシーンから始まる。これはなんと、若々しいインディ!

CGだろうけど全然違和感ない。あとで調べたら、顔は第1作〜3作のときのアーカイブ映像を元にCG処理しているらしい。すごいね。

その後はインディ時間軸の現在、1969年のお話。
インディは70歳くらいで、もう冒険からは遠ざかっている。

マリオンとは別居中。くたびれたじいさん感に寂しい気持ちになってしまう。冒頭にあの若いインディを見なかったら、だいぶしんどかったと思う。

昔は、大学では紳士然としてたし、授業が終われば質問する生徒に囲まれてた。

今はまったく覇気がないし、講義も学生はまともに聴いてない。「最後の聖戦」観返してすぐだから、インディパパの方が溌剌としてたなぁとなんて思ってしまった。

たぶん息子を失い、マリオンとも離れたことが大きいんだろうな。

ヘレナとの再会と、運命のダイヤル

定年退職の日、亡くなった友人バジル博士の娘ヘレナと再会する。

ヘレナの名付け親はインディ。バジルから預かっていたダイヤルをヘレナに渡すと、途端に、怪しい奴らに襲撃される。

このヘレナが、なかなかの曲者。

父が研究し続けてきたダイヤルを探していたのは、「売るため。」

ちょっと引くよね。

ヒロイン、ヘレナのキャラクター

父を亡くしてから、一人で生きてきたんだろうな。苦労してきたんだろうとは思うんだけど、はじめのうちは今ひとつ好感持てなかった。

インディは、子どもの頃のヘレナを「ウォンバット」という愛称で呼んでいる。由来は特に語られないけど、ウォンバットは穴を掘る動物。
考古学が好きで発掘調査に憧れてた子だったんじゃないかなと想像した。

父親が亡くなってから一人で生きてきた女性という点では、マリオンと重なる。恋人と名付け親の違いはあるけど、インディから連絡もなく、置き去りにされたような感じも共通しているかも。
インディ側の、少し後ろめたい気持ちも含めて。

インディと行動を共にするうちに、ヘレナも少しずつ変わっていく。
最終的には、古代に残ろうとするインディを連れ戻すという頼もしさを見せてくれる。そこが良かった。

いつのまにかマリオンとも連絡を取って、インディとの間を取り持ってくれたのもグッジョブ。

それにしても、インディシリーズのヒロインの描かれ方って、時代とともに変わってきたなぁ。

悪役はシュミット博士

今回の悪役は、ナチスの残党シュミット博士=マッツ・ミケルセン。
紳士的な見た目と、何を考えているのかわからない感じの怖さがとてもいい。

ただ、あれだけ執念深いわりに、最後はちょっとお馬鹿さんっぽかった。
すぐ人殺したがる手下を重宝してる時点で、実はあんまり賢くなかったのかもね。

インディの敵って、最終的には自滅しがち笑

インディ爺の冒険

今回も、陸・海・空をしっかり制覇。
インディらしい追いかけっこ、馬に乗るシーンもちゃんとある。
とはいえ、だいぶおじいちゃん味が強め。
カーチェイスはまさかのトゥクトゥクだし、颯爽とした場面は確かに少ない。

でも、この歳のインディの最後の物語としては、これはこれで味があったと思う。

歳を重ねたからこその、希望のラスト

ラスト、干してあるフェドラ帽子を取る、インディの手。
これがすごく良い余韻を残してくれた。

歳をとっても、インディは冒険を続ける。
今度は命がけじゃない冒険を、マリオンと一緒に。
自分も年取ったから、なおさら希望を感じる終わり方で良かった。

これはもう、高校生息子には「観て」って言えないやつ。

まだわかんねぇだろうなぁ笑。

インディと一緒に歳を重ねてきたからこそ、しみじみ感じるラストだった。

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